夏しか営業していない市営キャンプ場にゴミが捨てられており(とはいっても分別されていた)無断キャンプの後始末。
山は、誰もいない。山の人からすれば、山の良いところだけを味わっていくのは嫌だろう。山には、ひとはいなかった。だから誰も見ていない。見ているものが自分の姿だ。
カーブミラーの上にいつもいる一羽のアトリ、鏡を見て、また、鏡を見て、また、鏡をみていた。
そいつをぼくが見て、また自分のことを考えている。
今週祖母が死ぬだろうか。いつ帰ろうか。帰っても、いつまでいればいいか、葬式をしなくては、死ぬ前に会えるか、会えば死ななくて、帰ったら死ぬのか、葬式はどうするか、墓にいきたい、宇和海を見下ろす、山の上の墓にいきたい
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