2014年8月24日日曜日

ばいばいもー

室津発三ノ宮行きのバス、ミックス中のバンドの音源を聴きながら乗っていたら寝てしまい、慌てて目を覚ます。次に停車するバス停は三ノ雪と表示されており、乗り過ごしたとまた慌てる。ただの乱視であった。三ノ宮が終点。


淡路島の地理も段々覚えてきた。ほんとうに小さい島だと、思う。寿司をたべて、焼肉をたべて、うま!いつものコースというのができつつある。安心の種かな。延期された私信がようやく届きつつあっても、ぼくはころっと変わったように思われることを特別変には思わない。長生きじゃ。

実家に寝かせてもらって、ほんとうに安心するところへ帰ってこれた。
淡路インターチェンジに寄ったとき、バスのなかから見た別れの風景は春の俳句のようにさりげなくて素っ気なくて悪くなかった。いま乗った自営アール京都駅行きで見るみんなの帰宅前の睡眠が音楽に溶けていくこと確認してにっしゃんとメンバーに感謝した。
ぼくはサーフィンもスケボーも暇がないからしないんだけど、憧れがあって、たまに動画をみている。電車に乗って吊革を持たずに立っているときは、スケボーしてる気持ちなんだけど、感じる風は冷たすぎるエアコンで、普段の生活のなかで感じるハリボテを薙ぎ倒すことの、なんというか、忙しい心のたたかいがここでも火花散らす。
バランスとるのは苦手な分野のひとつで、大切なミラジーノの助手席のドアだって、壊しそうになっている。
電車内で、両手で大切そうに厚い本を読んでいるひと。そう、吊革なんて持たずにバランスとって文字の波に乗っている人はサーフィンしてて、とても感動する。ぼくもガダラの豚読んでたときはそうだったかな。

三ノ宮着いてから、いつもの、高架下の居酒屋にいった。チエちゃんっていう串焼き屋。一人できたのは初めてで、座ったカウンターの上に置いてあった押忍空手部という漫画と、じゃりんこチエを読みながら、ビール飲んで眠気を覚まし、意識落ち着かせ、帰っている途中です。

秋に入っていく。身を引き締めて。


















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