2014年8月31日日曜日

海になりたい きらきらしていたい
真っ暗でいたい
波打ち際に佇むふたり
糸を垂らすひとり
葉っぱよりも静かな波音でありたい

2014年8月27日水曜日

お店をやって生きていくこととは、どういうことなんだろう。生業としては結局それしかしっくりこない。
でも、好きな店は静かなお店。繁盛されたら困る。そんなのどうやってやっていけてるのかわからなかったりする。
松山のふるぎやきっかけや肉の矢野さんは、稼ぎが少ないからやっていくのが大変だけど、繁盛するのは嫌だ。繁盛させたいなーとおもっている現状維持をしていきたいといっていたことを思い出す。お店は一番大きい作品だ。
家とも違う。

RPGゲームだと、序盤は持ち金が少なくて、お金を貯めて、良い武具や薬草を買いだめしなくちゃならないが、後半にもなってくると、なぜか持ち金が余るほどあることが多いように思う。
あれはなんなのだろう。不思議だ。



以前、会社の同僚が靴をなくしたことがあった。靴を脱いで入る休憩場に靴を置いておいたところ、誰かが間違って入っていったのだ。
さっきだれが仕事に出動したか思い返してみると、漫画家志望のA君しか思い当たらない。失礼だが決めつけて電話してみた

靴間違っていませんか?

間違っているかもしれません。

間違った靴と間違われた靴は白と黒で全く違う見た目だったらしい。
それを間違って履いていた本人に問い合わせてみても、無論、彼自身驚いて今まさに自分の足を包んでいるクツをまじまじと見たに違いない。それでも、間違ったかどうかさえ自信がないらしい。
もし、買ったばかりの靴を履いてきたのなら、自分の靴がどれかわからなくなることはあるだろう。そういう話ではないのだ。彼は好きなことにはとても長けているが、靴にはとことん無頓着だったようだ。ここまでの人がいることにぼくはびっくりしたなあ。

もう少し前に、こんなことがあった。
仕事中は、塵がすごく舞うため半分くらいの人はマスクを装着して仕事をしている。ぼくもそう。その日一緒に仕事をしていた友人もそうだった。
一仕事終えて、ゴミ収集車に乗り込み、臭くなった手袋を外す。装着しているマスクを外してその辺に置く。ペットボトル入りの水を流し込み、煙草を取り出し火を付ける。煙たくなるので少しだけ窓を開ける。おつかれさまでしたーと言いつつラジオを付ける。最近の個人的なニュースや、同僚の噂話等、取り止めのない談笑を交わしつつ、山の上のクリーンセンターに向かう。ゴミを下ろして、再び市街地へ戻ってくる。さて、仕事の再開だ。まずマスクを装着する。そのときぼくのつけていたマスクを友人が間違えて装着した。ぼくは彼のマスクを装着することになった。あ、ちがうねー。間違えたねー。と言われても。咄嗟にまあいいでしょ。などと言って仕事に励んだ。でも、汗でびちょびちょの他人のマスクを付けるのは友人でも気持ち悪いもので、お互いにマスク無しで仕事すればよかったんだけど、気持ち悪いと、おもったことを悟らせたら悪いなあとかお互いにおもってマスクつけて、黙々と仕事に励んだ。
この話を同居人にすると、理解されない。なんで気持ち悪いのかと、問われる。例えば歯ブラシ共用とか嫌じゃないかと聞いても、嫌じゃないと答えられて、話はおわった。
ぼくは子供の時、友達が家に遊びに来ていたとき、ぼくのとてもお気に入りだったコップを友達が使ったため、そうとう気持ち悪くなり、コップ捨てたことや、自分の箸を他の家族が間違って使ったときも、吐いた。
いまでは、そんなこと全くないんだけど、マスクの件は久々にそういう感覚だったな。微妙にだけど。

きのうグリンカレーたくさんつくった。しかも3倍くらいに濃縮させて冷凍した。これを食べるときは牛乳や豆乳と、水で3倍くらいに薄めて温めたら食べられる。つくるとき難しかった!
ペーストばかり濃くすると辛いのに、甘さや、しょっぱさが足りなくなる。そういうバランスを保ちつつ、薄めたときの感じを想像しつつ作ってみた。
美味しいよ!

2014年8月24日日曜日

ばいばいもー

室津発三ノ宮行きのバス、ミックス中のバンドの音源を聴きながら乗っていたら寝てしまい、慌てて目を覚ます。次に停車するバス停は三ノ雪と表示されており、乗り過ごしたとまた慌てる。ただの乱視であった。三ノ宮が終点。


淡路島の地理も段々覚えてきた。ほんとうに小さい島だと、思う。寿司をたべて、焼肉をたべて、うま!いつものコースというのができつつある。安心の種かな。延期された私信がようやく届きつつあっても、ぼくはころっと変わったように思われることを特別変には思わない。長生きじゃ。

実家に寝かせてもらって、ほんとうに安心するところへ帰ってこれた。
淡路インターチェンジに寄ったとき、バスのなかから見た別れの風景は春の俳句のようにさりげなくて素っ気なくて悪くなかった。いま乗った自営アール京都駅行きで見るみんなの帰宅前の睡眠が音楽に溶けていくこと確認してにっしゃんとメンバーに感謝した。
ぼくはサーフィンもスケボーも暇がないからしないんだけど、憧れがあって、たまに動画をみている。電車に乗って吊革を持たずに立っているときは、スケボーしてる気持ちなんだけど、感じる風は冷たすぎるエアコンで、普段の生活のなかで感じるハリボテを薙ぎ倒すことの、なんというか、忙しい心のたたかいがここでも火花散らす。
バランスとるのは苦手な分野のひとつで、大切なミラジーノの助手席のドアだって、壊しそうになっている。
電車内で、両手で大切そうに厚い本を読んでいるひと。そう、吊革なんて持たずにバランスとって文字の波に乗っている人はサーフィンしてて、とても感動する。ぼくもガダラの豚読んでたときはそうだったかな。

三ノ宮着いてから、いつもの、高架下の居酒屋にいった。チエちゃんっていう串焼き屋。一人できたのは初めてで、座ったカウンターの上に置いてあった押忍空手部という漫画と、じゃりんこチエを読みながら、ビール飲んで眠気を覚まし、意識落ち着かせ、帰っている途中です。

秋に入っていく。身を引き締めて。


















2014年8月21日木曜日

サウンドクラウドに数ヶ月前につくった音源をあげました。オールナイト念仏の録音をつかってコラージュするようにつくりました。こういう宅録、もうしばらくしていなかったなあ。いまはパソコンが寿命むかえてしまって、宅録ができない。そうなると俄然録音したくなる。でも形にできないから、楽器を使って作曲しています。うたもうたってる。うたは、変なうたばかりできる。iPhoneみたいなスマートフォンっていう歌とか、本と結婚、マジ文字LOVEっていう歌とか、虹のコーラとか。おもに仕事おわって、ふらふらの頭で、自転車転がして帰っているときにうたが降ってくる。

昨日はまたにっしゃんに手伝ってもらって賢いユリシーズのアルバムのミックスをしてた。こないだ星野君が来たときに、ジャケットのデザインも大幅に変更するアドバイスもらって、アルバムのコンセプトがしっかりしてきた。はやく形にせねば。天才になるぞ。

あしたはあしたでゴモクフェス。どこかの言葉で、ゴモクとはゴミのことを表すらしい。五目チャーハンのごもくとはちがうんやな。五目チャーハンのごもくって五種類の具があるってこと?様々な具材ってことらしい。そうかー


まだまだ暑いけど、秋らしくなってきた風の色。季節を発見した人は天才だ。時間よりすごい発明だ。

2014年8月20日水曜日

小銭で買ったペプシ飲む
ごくごく急いで飲む、冷たいうちに
飲み干せばお腹パンパン、まるで〆にラーメン食べた後のよう


2014年8月12日火曜日



















切なさが込み上げてくる
一瞬のうちに悲しみも込み上げてくる
友達のはなしとか
友達じゃない人のはなしとかするよ
自分のためだけに歌うときが、あと何回あるだろう。目をつむればいつでも静かな夜の海。何回も自分とお別れして、何回も自分と出会う。涙の海は泣かない。石ころの優しさがあればいい。雑草の強さがあれば、なおいい。
バスに乗って帰ろう。